嘘か真か巷の噂

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<誰も語ろうとしない真実>

スピーカケーブルの選択は?

 近頃、無酸素銅などと称した材質の高価なスピーカケーブルが市販されるようになりました。また、編み線によるケーブルも市販されています。これも、お金に糸目をつけずに買われるのをお止めはしませんが、選択にあたってのポイントをご理解されて、ご購入されるのが良いと思う次第です。

 良いケーブル

 電流は、ケーブル導体の表面近くを流れます。これは、金属内部では自由電子がそれぞれの電荷で反発しあうため、表面近くに分布するようになるためです。細線群や編み線などの場合は、非接触面側を流れ、断線近くの接触面を通過すると考えられます。ですから、導体表面が滑らかな低抵抗で、断線少ないものが良いケーブルということになります。

 錆びにくいケーブル

 製造当初は、純銅でも、時の経過とともに表面が酸化され、錆びてきます。すなわち、心材の無酸素性などよりも被服の脱酸素、脱水性、酸素不透過性が厳密に見れば大切なのです。この対策のない無酸素銅ケーブルというのは、ふたの開いた除湿材のようなものでしょう。
 金メッキケーブルなどが良いはずなのですが、さすがにここまで奢ったものは見かけませんね。
 また、最も酸化しやすいのは、接続部分ですから、この端子処理が金メッキ等で十分な防錆がされていることが望ましいでしょう。

 とはいっても、高々10m程度のケーブルでしょうから、この抵抗がいかほどのものか、推測、実測比較されるのも良いでしょう。お値段ほどの差異はないと思います。

 

 

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