製造当初は、純銅でも、時の経過とともに表面が酸化され、錆びてきます。すなわち、心材の無酸素性などよりも被服の脱酸素、脱水性、酸素不透過性が厳密に見れば大切なのです。この対策のない無酸素銅ケーブルというのは、ふたの開いた除湿材のようなものでしょう。
金メッキケーブルなどが良いはずなのですが、さすがにここまで奢ったものは見かけませんね。
また、最も酸化しやすいのは、接続部分ですから、この端子処理が金メッキ等で十分な防錆がされていることが望ましいでしょう。
とはいっても、高々10m程度のケーブルでしょうから、この抵抗がいかほどのものか、推測、実測比較されるのも良いでしょう。お値段ほどの差異はないと思います。
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