プロジェクトマネジメント


ファイ

 

貴社のシステム開発プロジェクトは妥当なものですか?


<開発業者に依存しすぎていませんか?>

<システム開発のプロジェクトマネジメントは適切ですか?>

限られた期間で、多様な条件を満足するシステムを開発するためには、多数の要員の力を結集するプロジェクト運営が重要となります。このとき動員されるメンバの経験は雑多で、貴社固有の条件に精通した専門家は数少ないとみるのが妥当でしょう。このため、プロジェクトマネジメントが重要なのです。

 このようなプロジェクトの成否は、分割構成・発注側も含めた分業構造の適切性、詳細スケジュールと個々の進捗管理に加え、目標管理(課題管理・リスク管理)が左右すると言えます。ここでは、進捗管理が上手く機能しない背景を示し、弊社が重点的に取り組む、目標管理について、ご説明します。

状況

原因

 計画の初期ほど不確定な条件が多いものですが、計画を少しでも進めるために、条件を仮置きして、計画を具体化、推進するのが一般的です。また、仮置きすら難しい課題も存在し、目標が不明確なまま開始することが少なくありません。

 発注サイドの所掌範囲の課題起因が多く、開発受託業者が管理外と考えがちな管理課題であるためです。

 共有課題としての取り組みを行うことが大切です。

  上のような状況では、進捗管理が本来非常に難しいのですが、作業報告では順調に進んでいると報告されるでしょう。

 難しさを伝えること自体が難しいことに加え、仮置きであることを論じると実施している作業が停滞することや、稼動を要する難しい問題は後回しにされ、無駄になるおそれがあっても、進捗しているように見える容易な作業を進める結果です。

目標管理

 上手く機能しない進捗管理の取り組みは、問題が分かっているのに隠すなどは論外にしても、当事者はリスクの増大が分からずに進めていることが多いものです。これらは、プロジェクト管理の体系では、課題管理、リスク管理と呼ばれる領域の取り組みとして扱われますが、これまでの経験から、不確実な条件が多いシステム開発では、これらを融合した「目標管理」の取り組みが重要なのだと考えています。

計画策定

 計画策定の初期では、最終目標に到達するために、現状とのギャップを分析し、ギャップ解消に向けた作業の阻害要因を洗い出し、マイルストーンの設定、課題を抽出して、解決スケジュールを設定します。このような戦略的な計画策定では、未来の目標到達点から、現在に向かって逆向きにスケジュールを設定します。

 目標としてのあるべき姿を描き、中間目標などへのブレークダウンを綿密に行い、不確定事項や課題を明確にし、解決時期などをマイルストーンとして設定することが重要になります。逆方向からスケジュールを引くことで、これらの不安要素、課題を浮き彫りにすることができます。

 

 現時点からできることを積み上げて計画を作るのでは、プロセスを革新できないだけでなく、見落としや想定外の事態により、予定時期での達成は困難になるでしょう。

 

計画評価

 実現不可能な計画、実現可能の期待が持てない計画、重要目標を管理できない計画は、価値がありません。すなわち、全体の脈絡で、重大な課題が欠落していたり、実現性に不安があるスケジュールは、より詳細化し、管理目標として、課題解決状況等の進捗を管理します。また、進捗管理では、問題発生時に関係するスケジュールを合わせて調整を実施することが重要です。

 

 このため、管理目標がマイルストーンとしてスケジュールに明確化されているか、個々のスケジュールと他のスケジュールとの関連が明確化されているか、達成見通しが具体的になって行く計画であるかを評価します。これにより、段階での達成目標とその達成を目指したプロセスの進捗を管理します。

 

進捗管理・目標管理

 進捗管理では、一般には実施された状況を管理します。しかし、過去は変えられないのですから、終了したもの、出来高を管理しても実は大きな成果は得られないのです。

 

 進捗管理では、残っている作業、計画した今後の作業について、新たな知見が得られているか、計画はより具体化したかなど、難しい問題が目標時期に解決されるよう、阻害要因のブレークダウン状況、見通しを管理し、マイルストーンの達成を確実化するための目標管理、フィードフォワードコントロールを行います。

 

 リスクの無い開発は無駄の固まりです。しかし、失敗プロジェクトや難航プロジェクトのなんと多いことか!! もっと楽にできる。

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 貴社のシステム開発等のプロジェクトマネジメントをご支援します。

 300人(5,000人月)規模を超えるプロジェクトは、申し訳ありませんが、対応能力が不足しお断りする場合がございます。

 入札等の調達仕様書策定、応札提案書作成等のご支援も可能です。

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