月に吼える

免震ダンパ、制震ダンパの性能偽装

ファイ 

 

これは悲しむべき遠吠えである

 免震ダンパ、制震ダンパの偽装は限定的であるか

 性能偽装が発生したのは、納期と検査体制の問題として報じ、製造工程の問題であることを述べていない。偽装申告の対象が多いとは言え、限定的であることを願うことは良いとしても、信じて疑わない報道はいかがなものか。

 影響の大きさの更なる拡大を恐れてのことであろうが、原発の耐震性をなますを吹くかのように扱っていることを思うとちゃんちゃら可笑しい。


 製造工程の欠陥であることを明確に

 検査で所定の性能を満たさない製品は廃棄しなければならないものであり、歩留まりの問題として捉えるべきものとなる。

 廃棄せずに再度組み立てしなおすというプロセスであれば、この検査は検査工程のものではなく、製造工程のひとつにすぎない。換言すれば、これは、検査工程というものが存在しなかったことを意味する。しかも、その製造工程の重要プロセスが腐っていたのである

 

  検査工程のないプロセスの製品がまかり通る

  製造工程での検査は、検査プロセスではない。性能データ偽装よりも本質的な問題であり、このような検査プロセスのない組織から出てくる製品は、全てが不良であると安全面から考えなければならない。

 これは全製品が再検査が必要であるということを意味する。すなわち、この会社の全製品を不良とみなければ、地震による使用建築物の倒壊は防げないであろう。

 実際に地震が発生し建物が倒壊するまで分からないから、危険はないと不正の影響を受ける企業を擁護し、工事期間を優先する政府、これを言われるがままに報道する機関。 すでに稼動していた原発を危険と言い、危険な高層ビルには安全性に問題が無いという。

 こんなご都合主義の取り組み、報道を信じる人々を哀れといわずにはいられない。

平成30年10月

 

 

 

 

 

 腐った一つのりんごは、箱の中の他のりんごも急速に腐らせる。

 緊急時だからこそ、情報管理を推進し、全体の状況、救助活動全体を捉えた報道をメディアに期待したい。

 

2016/4/20

   

     

 

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