少子高齢化と社会保障 |
高齢化は避けられない。
少子化も避けられない。
そして、社会保障も避けられない。
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社会保障は富の再分配の仕組みであり、原資の手当てが重要課題である。
すべてを租税で賄うとすると税負担が大きい
信頼されていない行政での予算編成、用途変更
年金、健康保険、生活保護の原資の枠組みを分離
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年金の始まりは国家的ねずみ講
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将来の保障は国が約束する年金で
年金原資が積み立て型か否かは保障内容とは本来別案件
収めた額以上の生活保障を一家に行うという保障約束を財源の手当て問題にすり替え、保障内容を不安定にする議論が信頼を失う元凶となっていることを理解すべき。
年金原資問題は行政が解決すべき課題であり、
保障約束を不安定にする詐欺的行為の論議は無責任すぎる。年金のシステムを不安定にすることは、その成り立ちから考えても生活保護を増やすことに繋がる。 ここでは触れないが、健康保険も地方税と絡めて複雑化させ、庶民から隠蔽して、巧妙に己が仕事と利権を増やしている厚労省の組織と役人の解体・税制度の再構築も視野に入れるべきだろう。
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年金原資の無駄使い問題
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有り余っていた原資を無駄に浪費したグリーンピア・プロジェクトの損失責任の追求、関係者からの回収、償い、すべて曖昧のままではないか。
マスコミは、行政に対してダンマリを決め込むだけである。
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年金原資を社会保障の視点から見直し
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分離した社会保障のシステムをシンプル化して統合し、下記のような課題を改善し、原資不足を租税から補填調整して予算化する仕組みが必要である。
年金よりも多い生活保護費
労働要求とのアンマッチ、働けないと働かないが同一保障
国税、地方税、健康保険、年金保険等の複雑・多重化した課税基準と利権ガラポン
資産を持たない犯罪者の老後
不法移民・滞在者の老後
捕虜等の費用回収
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少子高齢化に対応した富の再分配策、 保障原資の確保施策の論議
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労働と消費と生産
労働とは無縁の富とその偏在
原資フローとストックのバランスなど
年金補填税(仮称)
次世代が支えるのが年金の前提とするなら、被保険者は次世代の育成責任を有する。
厚労省は、声高く、「産めよ、増やせよ、地に満てよ。」と叫ばねばならない。
生涯独身者なしの前提で、平均で一家に子供二人が無事成長して、はじめて人口は保たれる。 次世代の育成という相応の負担をせずに、同一レベルの社会保障で支えられるというのは、フェアとは言えない。
すなわち、子供が少ない人には、年金補填税(仮称)を徴収し年金原資として蓄財する。この原資は、所得税率を上げ、上乗せた税を相殺するように子供の扶養控除を増やすことでも実現できると考える。
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ロボット税
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人件費をロボットで置き換えると考えるなら、人が働いて本来収めるべき所得税や年金をも削減することになるので、富の再配分の仕組みとしてロボット税を新設し、社会保障原資にあてることも考える時代が迫っている。
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