権力の非を正す報道が平和を守る
2023年末、ダイハツの長期に亘る不正が世を賑わせていますが、長期に亘って発覚することもなく、大事故、大事件の噂もない。大山鳴動而鼠一匹。
これは、真に不正であろうか?
「不正」とは何かを問い、
「権力者である国交省の定めたルールが異常でないのか」と疑う報道が皆無なのは不幸の始まりであろう。悪法でも法は法と、違反を不正としか騒がない、騒げない報道は危険である。
平和な今だから、権力の非を正す報道が求められる。権力が常に正しければ、戦争は生じないのだから。
對酒當歌、人生幾何、譬如朝露 ・・・曹 操 孟徳
ウクライナ侵略、パレスチナ侵攻、ミャンマー、フィリピン、台湾などなど、武力大国の暴挙に暇がない。武器は変われど三国志の時代と変わらぬ戦法、戦略、戦術での戦争が続いている。武力対策は自衛隊が担うとして、経済防衛の方策や計画、責任組織を問う報道は皆無に近い。平和は、自然の帰結ではないと気付かせる報道も少ない。
人類は、AIの時代に相応しい戦法を開発し不毛の戦いを進化転換しなければならない。多くのほとんどの人々、関係者は、無益な殺生、破壊を望んでいない。にも拘わらず、なぜ、武力戦争、侵略が発生するのだろうか?
前線の兵士は何故、殺生、死傷するのか。
脅威にならない民間人、施設を爆撃、破壊するのか。
破壊や殺生が当人にどんな利を生むのか、何故戦うのか。
ローマ法皇は武器が問題だという。
私は、兵の心、自尊心だと思う。だから、平和の作り方を説く。
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