月に吼える

 <愚の極み>

ファイ 

 誰も語らない報道の危機。

 愚の極み 


 能無し、脳なしを語らず。状況を語る専門家、専門を語らずが如し。
わが国のコロナ対策とその報道に「愚の極み」を観る。
「ろうやぼう」から言葉を借りれば「父、子を知らず。子、父を知らず。」

 能有る劉備は脳の無いことを思い、臥竜・鳳雛を求めた。
 能無し政府は、脳ないことを思わず、人財を広く求めず、目標設定、課題抽出、対策のロードマップさえ示さない。これらをリードする専門家が、どれほど必要かを問いもしないし、まして責任者も定めない。
 マスメディアは、対策の一つに過ぎない行動規制の報道に終始し、終息目標やロードマップの提示を求めず、医療崩壊防止などの課題、責任体制と目標詳細化も求めず、管理プランのない無責任行政を追認している。

 ウィルス飛沫の飛散状態など、世界一というコンピュータでシュミレーションするまでもない。気流制御の方法を示すならいざ知らず。多量な医療データの活用を推進指導する取り組みは話題にさへ上らない。

 権限を保有する組織は責任を持たねばならないが、何処吹く風か?
 入院段階でトリアージが常時起きている状況は、医療体制崩壊を意味する。 報道は、この責任者は誰なのか、誰が罰せられるべきかを追求する気配はない。 世界を見れば、十分予見でき、目標状態の設定と対策管理> に取り組まねばならない筈なのに、政府に責任者の認識がない。改善責任者が誰であるかはもとより、達成目標と施策も語られず、感染する方が悪いといわんばかりである。

 ウィルスとの共存などと責任回避する専門家なんて可笑しいだろう。 感染防止のため、ぶたも鶏も大量に殺生している。 ウィルスとの戦争なのだ。
 感染防止、除菌、治療の課題抽出、対策案の網羅、実施計画を設定し、遂行管理する体制が必要なのに、危機管理や戦略本部はなく、無責任な専門不明の専門家会議でお茶を濁している。報道については語るに落ちる。
 ワクチンは感染拡大防止を目的に優先使用されることもなく、222nm紫外線や排煙装置のような除染ツールの研究、積極利用支援の取り組みは見られない。

 厚労省には、少なくとも組織的責任がある。目標管理を詳細・厳格化することは必要だろう。また、自ら経済的痛みも知るべきである、国会議員も。

 韓国における元慰安婦訴訟、元徴用工訴訟に関する報道について言えば、損害があったか否かを論点としないのであれば、被害者救済の視点から、賠償請求先を会社や日本ではなく韓国政府としない不思議さを追求する報道が皆無である。情けない。6/8 追記


令和3年6月

フジテレビの風桶・フェイク報道に
 物価が下がるのは本当に悪か? 
2021/6

 「魔女狩り」に座右の銘を 2021/2

 


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