月に吼える

 <ジャニーズ事務所事案報道の闇>

ファイ 

 誰も語らない報道の危機。

 不条理を語らない 


 長期に行われていた創業者の犯罪に関わる報道であるのに、事務所に全責任を押し付け、問題点、論点を明確に語らない、わが身に跳ね返るからである。

  再発防止を追及しているかのような報道であるが、事件そのものは本人が既に鬼籍に入っているので、再発する筈がない。やってみろと叫んでみれば、馬鹿でも分かるだろう。 
 

 長期にわたり、多数の被害者が何故発生 

 

 再発防止すべきは、この点であり、 元凶は関係者の不作為にあることは明らかであろう。
 このことは、関係者は加害者であることを示唆する。関係者とはたれか?
 被害者を慮るのは判るが、事務所の経営・営業関係者だけではあるまい。  
 

 事務所に全責任を押し付けているが、事案の質からして報道や顧客に加害関係者がいない筈がない。
 事務所は創業者や経営者だけの所有物ではない。そこで働く様々な人々、利害関係者がいるのであり、故創業経営者の個人犯罪を現事務所の組織犯罪であるかのように扱い、事件との無縁を装い、契約で弱者いじめを行うのはいかがなものか。
 また、このような扱いをする企業や役所が不当であるとの報道が少ないのも情けない。

 ほとんどの被害者も不作為の加害者であろう。
 加害者本人に、弁明の機会、余地を与えらず、罪を問えない状況になってから、事務所の関係者を追及することは、卑怯としか思えない。
 過去の被害者とその関係者は、他の被害者を救えた筈であるのに、容疑者が鬼籍に入るまで犯罪防止を怠っていた。警察等の司法や行政機関に責任を問わないのも不思議である。
 被害者とその関係者は、自らも不作為による加害者であるとの認識を持つべきであり、事務所に全責任を押し付けるのはいかがなものか?  


 事務所の名前 

 

 犯罪者の名を冠しているから、事務所の名前を替えよ とは、これまた愚の極みであろう。
 統一協会は名を替えても旧統一協会と呼ばれ、犯罪者ではない事務所が旧ジャニーズと呼ばれるのも想像に難くない。小手先の技は多数のタレントを貶めるだけである。芸能事務所の多数の方々は、これまでの実績と呼称に自負・矜恃を持つべきであり、それに犯罪者の名が被っていようと恥じ入ることはない。同姓同名の犯罪者がいても、名を替えないのと同じである。
 被害者が名称存続を忌み嫌うのは解らぬでもないが、事務所名を替えたからと言って過去は変わらない。事務所の不作為だけでなく、自らも後続の犯罪を防がなかった不作為・加害ほう助を自覚すれば、事務所名など些細なことであろう。
 事務所は、統一協会のように逃げずに、傷ついた看板を背負って行くのが正しい道だと考える。

 カテーテル治療で使用するステントの売買で贈収賄事件が発生し、命に関わる物件のまさに会社ぐるみの組織犯罪で被害や影響も大きいのに、会社の存続や社名の変更を問うこともなく、さらりとした報道、この違いは情けない。
 ビッグモーター(BM)の組織的不正を認識した上で、損害保険ジャパンが取引を再開した。損害保険ジャパンの組織犯罪もその影響たるや重大であるにも関わらず、再発防止の追及も名前を替えろとの論評も聞かれない。世も末か。


令和5年6月

フジテレビの風桶・フェイク報道に
 物価が下がるのは本当に悪か? 
2021/6

 「魔女狩り」に座右の銘を 2021/2

 


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