嘘か真か巷の噂

ファイ

<誰も語ろうとしない真実>

 何故、オーディオ評論を信じるの

 彼らは、技術的な証明が難しく、否定が難しい事柄を、真実であるかの如く恥ずかしげもなく語る。  地球が丸いことを知らない人に、水平線の先は奈落へ続く滝であると語るが如く。
 否定できないあなたでも、疑うことはできるのに。

 例えば、評論家が、リンゴよりもミカンを食べた後良い音が聴こえると云い、ミカン産地を食べ比べ、ジャズは静岡ミカン、クラシックは紀州などと評論したとする。ミカンの味が聴覚を刺激する結果だと医療専門家なる人が解説を加える。嘘かまことか分からないフェイク評論がこうして出来上がる。    

 オーディオ用マイ電柱

 平成28年12月、天下のTBSテレビで、マイ電柱・マイトランスを設置したオーディオ馬鹿を恥ずかしげも無く放映していました。
 電気信号経路のプロの話を交えれば馬鹿げた妄想であり、誤った事実として放送できるでしょうに。オーディオ信号はここを流れないのですから。放送局も、自慢げな当事者も、哀れそのものです。

 壁コンセントをオーディオグレードに交換

 例えば、壁コンセントをオーディオグレードに交換してみたとか、AV WatchにT H氏が交換の様子を自慢げに延々と語っています。これは、オーディオ用マイ電柱と同質です。なぜなら、電子回路を理解している人は、オーディオ信号はここを流れないことを知っているのです。
 電力不足になるほど接触抵抗が大きく、発熱でもしていない限り、ノイズの混入防止のためアースをしっかりととることが重要である以外、音質が変わる要素はないのです。
 これで、音が変わった、豊かになったとか、呆れるばかりです。知らずに論じていれば無知、知った上なら悪質です。気持ちの問題ですから、完全に否定するのは難しいことを分かった上での評論ですね。 評を熟読すれば、褒め称えている根拠も曖昧なもの、良い音を欲しい、楽しみたいなら騙されないことです。

 

 有機トランジスタでアンプを製作とか

  真空管アンプは音が良いとか、レコード再生に真空管アンプが合うとか、聴いたような噂を信じている人々が多いのでしょうね、おそらく。
 有機トランジスタを製作した方、こんな巷のがせネタを信じた哀れた方なのでしょうね。罪作りな評論、巷の噂だとは思いませんか。

 トランジスタの材質でアンプの音質が変わるはずがないのです。使用する素子とその素子の特性を最大限に活用する回路方式、配線技術が音質を左右するのです、お気の毒ですが。SFBアンプには採用できるかも知れませんが、シリコントランジスタで十分だと思います。
  高額なゼンマイ腕時計が、安価なクォーツ式時計よりも正確な時を告げることはほぼないのです。本質と別の要素で楽しみたい人がお金を無駄に使うのも良いでしょうが、良い音を欲し、楽しみたいなら、技術を学び騙されないことです。

 

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