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原発報道の情けなさに


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被災地の皆様には、心からお見舞いを申し上げます

 

 戦時中の報道はかくあるや?

 マスコミは、原発報道の欺瞞を正せ!


 炉心の熱は何処に

 当初、炉心部の圧力が上がり、水が注入出来なかったのは、水蒸気を冷やし水に戻す役割を果たすタービン、冷却機が動作していないことによると推察される。この高熱水蒸気を冷やして圧力を下げる取り組み、水蒸気を逃がして圧力を下げ、水を注入することが不可欠だったはずだ。

 

 遅すぎたベント開放、炉内生産物の放射性ヨウ素が飛散している状況下でも、炉心からの放出を報じず、水素爆発という説明に終始した。

 

 燃料が露出溶融するほどの高熱・高圧で、発生し続けている水蒸気の行方も定かにされず、燃料で発生している熱の行く先について、どの放送でも、まったく報道されないのは、人災を隠蔽するためか、はたまた、政府統制の為せる技か?

 

 熱の行方は汚染水の行方

 水を炉心に注入しただけでは温度は下がらない。温度が100度を超えていればなおさら水蒸気の冷却が必要な筈なのに、この報道は皆無です。水冷であれば、溶融崩壊した燃料を含んだ高熱の湯が循環するのは当然であり、注水した水が空に消えて温度がさがるなど有り得ない。

 これは、熱の行方、水の行方、漏水を知りながら、情報を隠蔽し続けていた、担当機関、報道機関の有り様に、情けなく、本ページに記録することとしました。

 こ水(湯)の行方を知らずに注水を続けていたとすれば、全くのアホ集団であり、とても事態を任せておける組織ではないと思うからです。

 

 気化熱を使った冷却が不可欠

 水を外部放出せずに熱だけを外部に逃がす熱交換器の仕組みがない以上、気化熱による冷却が不可欠であり、水蒸気をクールダウンする仕組みの回復が優先事項であり、水冷など、もともとあり得ない方策だった筈です。

 

 炉心の燃料溶融が起きていないこと、冷却水の放射能汚染が少ないことにすがり、期待して、冷却水を垂れ流すことを想定した水冷方策が破綻したということでしょう。汚染が少ないことにすがった、水が汚染されていたので慌てた、お粗末の極みですね。

 

 どこまで、この方策が続けられるのでしょう?

 この方策の片棒を担いでいたのです、全ての報道陣は。原子力に詳しいとかの学者を動員して。これでは、戦時中の報道、どこかの国の報道と全く変わらないではありませんか?

 

  水蒸気を冷却除去して、気化熱で冷却する仕組みが不可欠です

 熱交換機への注水を急ぐべきだと思います。また、ベント開放による冷却では、水蒸気を直接、大気に放出するのではなく、水を潜らせるなどして少しでも放射物質を除去して大気に放出するなど外部流出を削減できると思います。(なお、このことは官邸へ意見として送付しています)

 

<4月6日、追記>

  PV=nRT

 

 高校生レベルで知っているこの公式、熱的に平衡状態にあると仮定すれば、水蒸気圧と温度の関係は十分理解できると思います。

 圧力が高く、汚染された冷却水が漏れ続けているのですから、温度を下げ、圧力を下げる、水蒸気を逃がす工夫の方が大切だと思います。

 複水機の復旧まで待たなくとも、これを冷やす汚染された水は既に多量にあるのですから、多層の水フィルタ(炉内水蒸気の冷却開放機)を作り、水蒸気を開放する方が早いはずなのに、水冷を続けるのはいかがなものでしょうか。

 水素爆発防止のために、窒素を入れるようですが、分圧が加わり、更に温度・圧力が上昇し、漏水の増加が想像されます。窒素を加えても、溜まってしまった水素は減らず、大きな効果が期待できるとは思えません。

 

<5月12日追記>

 今更、炉心溶融、炉から水漏れの発表など、しらじらしいにも程が有る。爆発で、炉内で発生したセシウムが飛散していることから、炉心溶融、炉からの燃料漏れの予測は十分想定されていた筈である。

 東電発表の工程表では、冷温停止を目標としているが、安定に湯を沸かし続ければ良く、そもそものマイルストーンの設定がおかしい。重要なのは、じゃじゃ漏れの冷却用汚染水を止めること、そのために、漏れ箇所の特定をし、冷却水の漏れを止めること、安定・確実な循環冷却を確立することであるはずだ。有識者が本当にいるのだろうか?

 

<6月8日追記>

 炉心温度が下がり過ぎたから手動で止めたと当初報道されていた、緊急冷却システムは8年前に撤去されていたことが原口氏の告発として報道されている。 http://news.livedoor.com/article/detail/5605632/

 

 これ以後、炉心溶融の時期はどんどんと音を立てて前倒しされ、圧力容器を溶かし格納容器の底まで達して状態にあると報じられるようになった。 これまでの報道は、何だったのか? ほうかむりの知らぬふりか・・・

 

 再臨界の防止さえできれば、熱いままでも構わないほどの状態と言える。ここに冷温にするために多量の水を注ぎ続け、汚染を拡大する意味がどれほどあるか、論じられないのは何故か?

 鉄が溶融しない範囲の温度以下とすれば良く、水蒸気爆発をしない範囲に注水量を絞り、無意味な窒素挿入等を止め、ここから水蒸気を回収し、水フィルタで除染する仕組みを作れば汚染は極少化できる。汚染された水は、加熱沸騰しても除染できないとされていることが真実であるならば。

 

 真実の報道を期待したいと思います。

 

   

 各放送局は、支援分担について協議せよ!

 どの放送局でも同じ様な報道に明け暮れ、マスコミとして一致団結して、難局に取り組もうという姿勢が見えません。

 何故、NHKは、音頭をとって、報道分担を決め、整然と支援報道を確実に行うことができないのでしょうか?

 各放送局は、できもしないのに単独でカバーしようとするのでしょうか?

 地域分担、機能分担、領域分担、時間帯のシフトなど、協調分担することで、危機発生時の情報伝達を視聴者にもっと有効に確実に伝えることが出来る筈です。局の選択が不要な報道に複数局は不要、電波・電気の無駄ですね。

 

 節電報道について

 

 この寒さの中、煌々とした灯りの元で、薄着で節電を訴えることに、報道陣は何も感じませんか?まず、放送局自身が暖房を止め、灯りを落として、節電を訴えるべきだと思いませんか?

 

 不要な視察、全体統制の確立が再重要なのに、パフォーマンスするどこかの政治家を報道することを恥じませんか

 

 


 プロジェクトリスクが無いということは、無駄の固まりなのです。リスクを認識して適切に管理することから、効果的な仕組みが構築できるのです。リスク問診分析(無料)を利用して、オペレーション改善がなされることを期待します。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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